薬剤師の資産形成について

薬剤師や医療従事者にとって、医療の知識を得ることは重要です。社会に求められる薬剤師像も時代とともに変わっていくため、高齢化社会の現代においてその対応に追われながら、多くの薬剤師の方は研修や勉強会、自己研鑽にと日々忙しいかと思います。
その為、残念ながら医療や薬の知識はあっても、「お金についての知識」がない方が多いのです。
数字を把握することは、管理者や薬局経営者には重要な要素であるにもかかわらず、上司や税理士に任せきりで数字(お金)についての勉強をする機会を失ってしまい、一番重要な自分自身のライフプランがおざなりになっている薬剤師が多い印象です。
薬剤師としてしっかり働き、国民の健康増進に寄与したとしても、自身の健康や生活が破綻してしまっては意味がありません。もしもの時に保険に入っていなかったり、将来の計画を考えていなかったため老後にお金がないということになってしまえば、なんのために薬剤師として仕事を頑張ってきたのか…と、あとで後悔することにもなりかねません。
自分の将来の為、そして薬剤師としての仕事に集中する為にも、是非「資産形成」について勉強してみてはいかがでしょうか。

 

 

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転職と資産形成の関係性

資産形成やお金の知識を勉強し、自分のライフプランを考えていくと転職キャリアアップとの関係性が見えてきます。
ライフプランや資産形成を考えるうえで転職は不可欠です。それは、いったいなぜでしょう?

 

お金持ちがよりお金持ちになる

まずは、資産形成を考えるうえで重要な基本的なことについて書きたいと思います。
資産家と言われるお金持ちの人達は、一般的な収入の人たちに比べ、なぜお金がどんどん増えていくのでしょうか。
いくつか理由はあるでしょうが、その一つに、お金持ちと言われる資産家の多くは投資を行っているという事実があります。
投資と言われると一般の人は怖いと考えがちですが、それは「お金の知識」を勉強しなかったから漠然とそう思うだけなのです。経営者や、しっかりお金の勉強している人たちの多くはそのようには考えていません。

 

不動産投資を例にで考えてみましょう。
不動産は高額の為、お金持ちしかできないというイメージがありますが、実はそんなことはなく多くの人たちは自己資金を使わず、金融機関からの融資で物件を購入しています。
これは、マイホームと同じことで、一般の方の多くは自宅を購入する際、現金で買うのではなく金融機関からローンを組んで購入しています。実は、お金がなくても不動産は買えるということです。

 

賃貸でずっとお金払い続けてるぐらいなら、毎月の支払いも変わらないし資産として残るからマイホームを買おう!!

 

と、なぜかマイホームを購入することはリスクが少なく、さも正しいかのように疑いもせず買ってしまいます。

 

では、なぜ同じ不動産なのに投資は怖いのでしょうか?

考えてみてください、マイホームはお金を生みません。
あくまで負債です。資産といえる代物ではありません。その証拠に購入した自宅をすぐに売ろうとしても、せいぜい8割くらいの金額になってしまいます。30年等のローンの期間ずっと家計からお金を支出していきます。

 

その一方、不動産投資は、家賃収入というお金を生み出します。
そして、他人(入居者)がそのローンまで払ってくれているわけです。当然、投資後は収入(不労所得)が増えます。そして、完済すればお金を一円も払わなくても不動産が資産として残ります。団体信用生命保険に加入していれば保険の役割も果たし、その保険代も自分が払うことがないといったこともあるわけです。

 

銀行は人を選ぶ

そして、重要なことは銀行がお金を貸す人を選ぶということです!

 

銀行はお金持ちや、しっかり安定収入のある方にお金を貸してくれるのです。返す見込みのない人には銀行は貸さないのは当然ですよね。
そう考えると、お金持ちはお金を使わず信用を使うことで資産を拡大できるため、お金持ちがよりお金持ちになりやすいというわけです。そういった資産形成の裏側がわかると、お金の勉強が必要であることがわかってくるかと思います。
そして、安定収入のある方にあたるのは、公務員や一部上場会社の社員などもそうですが、国家資格を保有する薬剤師においても同じです。
薬剤師は、金融機関がお金を貸してくれる十分な信用を保有している職業なのです。そのような立場であるということを知ることは、お金を稼ぐこと以上に、自分たちの置かれている立場や社会の薬剤師に対する評価を理解する上では重要なことです。

 

これが、お金持ちがお金持ちになっていく理由の一つです。
そして、お金の知識がある人はただ単に怖いと漠然と考えるわけではなくリスクを把握しながらも、リスク以上に投資によるメリットが大きいことを知っていますので、どんどん資産拡大が図れます。

 

転職・キャリアアップとの関係性

先ほどと同様に不動産投資を例に考えてみると、転職との関係が見えてきます。
国家資格である薬剤師免許を有するということは、金融機関から高く評価をされます。では、薬剤師というだけで実際、銀行はお金を貸してくれるでしょうか?

 

その答えは、薬剤師免許だけでは難しいです。

 

薬剤師の資格があっても働いていなければ、お金を返したくても返せませんので金融機関はお金を絶対に貸してはくれません。
では、どのくらいの収入があることが基準なのでしょうか?

 

資産を拡大する収入の目安

一般的な目安は、年収500万円以上と言われています。
資格のないサラリーマンでは、ある程度の年齢や役職にならなければ難しいですが、薬剤師では転職によって若くしてこの数字をクリアすることができます。
その為、総合的なライフプラン・資産形成を考えると転職が大きな役割を果たすことになります。また、キャリアアップを考えたときには管理能力・経営能力が必要です。

 

数字に強くないとキャリアアップは望めない

数字に強くないと、人の上には立てません。薬剤師は「お金の知識」を学ぶ機会があまりないため、投資をすることで不足したお金の知識を身につけることができ、会社が求める数字に強い人材となります。また、多くの経営者が何らかの投資をしていることを考えれば上司や仕事関係の方との席での話題にもついていけるようになり、人間関係の構築にもつながるわけです。

 

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資産を守る保険・税金の知識

保険や税金の知識については、知っているか知らないかだけで大きな違いを生みます。
深い知識がないにしても、そういうものがあるんだということを知っていること自体が重要です。
保険・税金の知識は、知っていなければ損をしてしまうため、自分の資産を守れないという意味で資産形成に不利に働きます。
税の知識を得ることは余計な税金を払いすぎないため、自分の資産を守ることにもなります。
また、保険は万が一に備えて入りますが、せっかく加入した保険がどんな時に利用できるのか把握していなければ、保険を最大限に活用できませんし、しっかり申請しなければ保証を受けれない可能性まであります。
自分の資産や生活、また家族を守るために、保険や税金の知識も身につけ正しく加入しましょう。

 

薬局や薬剤師を取り巻く環境が変わる昨今において、将来不安を抱える薬剤師が増えてきています。会社では決してこのようなことは教えてくれません。
自分の将来や老後を豊かなものにするために、薬剤師としての業務以外にも自分のライフプランを見直してみてはいかがでしょうか?

 


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