金投資

薬剤師の方(医療従事者)向けに、資産形成法の一つである『金投資』についてご紹介します。
金(ゴールド)を使った時計やアクセサリーなどが高価なように、価値があり世界的に需要のある金だからこその安心・安定的な投資法です。
有事に強い金を分散投資として保有するのがお勧めです。

 

金投資とは?

メリット

デメリット

・インフレに強い
・現物での保有が可能
・火災でも焼失しない
・世界で価値が共通
・価値がゼロになることがない

・利息や配当がない
・紛失・盗難の恐れ
・資金に余裕がある人向け    

 

 

 

金は、世界情勢が不透明な時や株価の下落時など不安定な環境で値上がりします。
ただ、利息を生まないため一般に資産の約10%程度を目安に保有することが良いと言われています。
他の投資と組み合わせると、より効果的です。

 

他の投資との違いは?

『投資』というと「難しい」「怖い」と感じる人も多く、一般の人からすると少しハードルが高いかもしれません。
しかし、は、宝飾品やパソコンなどの電子材料にも使用され、私たちの生活にも身近であるため、比較的安心して取り組みやすい投資と言えます。
また、実物資産である金は株式や債券などのペーパー資産とは違い、資産価値がゼロになるようなことはありません

 

金の投資方法にはどのような種類がある?

一般に、金地金(インゴッド)や金ETF(上場投資信託)、また純金積立などがあります。
その他、金貨や宝飾品など現物を購入する方法や、小額から手軽に投資できる金CFDなど多くの方法があります。

 

金地金(きんじがね)とは?

金地金(きんじがね)とは、テレビや漫画などで一度は見たことのあるような「金の延べ棒」「ゴールドバー」と言われるものです。
一般に、5g〜1kgくらいまでの数種類があり、グラム単位での購入が可能です。

 

実際に私が購入した、1kgの地金がこちらです。

金は極めて比重の高い(水の約19倍)貴金属のため、見た目以上にかなりズッシリとした重みがあります。現在グラム4900円前後で推移していますので、この1kgバーで約500万円ほどします。(2017年8月現在)

 

さすがに、こんな大きいものは手が届かないという方には小さなサイズのものもあります。

こちらは、20gの地金です。
現在グラム4900円前後で推移しているため、この20gで約10万円です。(2017年8月現在)

 

最小で5gから購入も可能なため、2〜3万から投資可能です。

 

ただ、注意が必要なのが、小さいものだとお手頃で購入しやすいのですが、500gに満たない小口の取引ではバーチャージと言われる手数料(数千円〜数万円)が発生しますので、できれば500g以上で購入したいものです。
また、販売店によって金の価格や手数料などが異なるため注意が必要です。購入前にしっかりと確認しましょう。

 

純金積立とは?

月々少額(数千円)から始められる金投資です。
金を安全に購入するためには、買うタイミングを分散する必要があります。
「純金積立」では、積み立てたお金で金価格が安い日には多く、高い日には少なく購入する『ドルコスト平均法』といわれる方法が採用されているため、価格の変動リスクを抑えてコツコツ金を購入することができます。
貴金属メーカーのほか、ネット証券やネット銀行でも買え、申し込みも簡単です。

 

金ETFとは?

ETFとは上場型の投資信託のことです。
証券会社などで口座を開設して、株式と同じように売買します。
純金積立と同様に、数千円〜の小額から投資が可能です。
ただし、毎日着実に買い付ける純金積立とは違い、ご自身で購入のタイミングを判断する必要があります
金の価格下落時などにスポット買いを自分の判断でできるため使い勝手が良く、コストも抑えられます。
また、ETFは投資の利益に税金のかからないNISA口座で売買できます。

 

 

資産形成メニュー

その他の、薬剤師の為の資産形成方法についてはこちらをご覧ください。

 

資産形成一覧

 

保険・年金

 

ふるさと納税

 

不動産投資

 

株・FX

 

 

トップへ戻る