催眠療法士(仲山和輝先生)に聞く!薬学部や薬剤師の未来とその可能性

薬学部卒業生インタビュー | 催眠療法士 仲山和輝先生

薬学部卒業生インタビュー(催眠療法士 仲山和輝)

インタビュー日:2009年7月17日

仲山 和輝
催眠療法士  昭和45年 北里大学薬学部卒業

 

現在はクリア研究所で施術のかたわら、講演やテレビ番組出演、本の執筆など多方面でご活躍されています。

 

TV出演歴)笑っていいとも、堂本兄弟、天声慎吾、はねるのとびら、とんねるずのみなさんのおかげでした!  …など他多数

 

今回は薬学部出身で、催眠の第一人者ともいわれる仲山和輝先生へのインタビューです。
薬学部を卒業し、現在は薬剤師以外の業界で働いている仲山先生ですが、薬剤師ではなく催眠療法士になった理由と、成功するためにどのような苦労をされたのかをお聞きしました。
活躍できる人材になるためのヒントが詰まっています。薬剤師にも通づるものがありますので、最後までどうぞご覧ください。

 

転身・転職者インタビューでは、「薬学部出身者」、「薬剤師資格保有者」でありながら他業種で働いてる方、薬局・病院薬剤師以外の働き方をされている方に焦点を当てています。一般的な薬学や薬剤師を否定するものではなく多くの世界や考えを知ることにより、薬剤師の新たな可能性や働きを知るきっかけになることを目的としています。

 

インタビュー内容
  1. 薬学部卒業から催眠療法士になった理由
  2. テレビ番組オーディション合格までの軌跡
  3. テレビ番組出演後の反響とその後の活躍

 

薬学部卒業から催眠療法士になった理由

 

仲山先生、本日はよろしくお願いします。
早速ですが、仲山先生は薬学部出身とのことですが、現在はどのようなお仕事をされているのですか?


 

一応、「催眠療法士」って言ってるけど、自分で作ったような言葉だからね。
職業欄には、「会社員」って書いてるよ。


 

薬学部を卒業し、現在は異業種で働いているわけですが、薬学部に入るきっかけは何だったんですか?


 

昔から『医・歯・薬』と言ってたけど、医者になる頭はなかったし、行けるのが薬学部だったからって感じかな。


 

特に理由はなかったわけですね。
ただ、薬学部に入ったなら皆さん薬剤師になろうと考えると思いますが、そうは思わなかったのですか?


 

昔から医薬分業っていってたけど結局、薬剤師は処方することはできないし医師の下で分業はできないって思ってたし、ダメだなって思ってたから。
私から言わせれば、今は昔よりひどいと思うよ。昔は薬局で患者さんに薬を作ったりしてたからね。


 

そうなんですか?
でも、薬学部に入ったのに薬剤師の資格も取ろうとはしなかったんですか?


 

一応、薬剤師になるつもりはなかったけど、卒業した時に1回は受けたよ。
でも、なる気はなかったから当然落ちて、もう受けなくていいと思ったよ。


 

では、そこからなぜ『催眠』を使用した仕事を始めようと思ったんですか?


 

いきなり催眠を始めたわけじゃないよ。
始めたのは40歳くらいになってからだから遅いんだよ。


 

催眠に出会ったのはそんなに遅かったんですか!?(驚)
それまでは一体どんなことをされていたのですか?


 

最初は営業の仕事をしてたよ。
一応、薬関係の会社の営業だったよ。
でも、文系でもなれる仕事だから薬剤師じゃないといけないっていう仕事でもなかったしね。


 

その後はどうしたのですか?


 

水商売をしたよ。それは4〜5年くらいしたかな。
でも、それも結局は女の人を商売の道具として使うような感じに嫌気がさして辞めたよ。


 

今度は水商売ですか?!
なんで、急に水商売に行ったんですか?


 

若い時は太く短くみたいな感じで、モテるためにはどうするかって考えていたから。


 

水商売を辞められた後はどのような職業に就いたのですか?


 

金融関係に行ったね。街金だよ。
でも、やっぱり金融はお金ない人から取り立てるわけだから、それが結局向いてなかったんだろうね。


 

そうなんですか。取り立てとか大変そうですしね。
もう、どんどん薬剤師から関係なくなってきましたね。


 

その後は、ディスカウントの時代だと思ってその業界に入って
商品をいくらで仕入れていくらで売るのかとかそういうことにも興味が出て、そんな仕事もしてたよ。


 

色々とされてたんですね。
では結局、催眠にはいつ出会われたのですか?


 

38歳でそういった仕事を全てを辞めて2年間就職浪人みたいなことをしてて、
いよいよお金がやばいなって感じになって来た頃、真剣に何かしようと考えた時にパッと『人助け』ってことが浮かんだんだよ。
でも、人助けって言っても自分に何ができるかわからないし、妻に相談したら『いいんじゃない?あなたに合ってると思う。』って言われて。
じゃあ、なに?って聞いたら
『針・灸、マッサージとか』っていうから・・・・
今でも自分がなんて言ったか覚えてるよ。
『嫌だよ!なんでこの年で爺、婆の体を触らないといけないんだよ!』って。


 

(苦笑)
それでどうしたんですか?


 

そのあと、自分なりに考えてた時に『催眠』という言葉が浮かんできたんだ。


催眠療法士になったのは「人助け」をしたかったから

 

なんで『催眠』って言葉が急に浮かんだんですか?
一般の人はあまり知らないですし、まず思いつかないと思うのですが?


 

さっきも言ったけど、若い時はモテるためにどうすればいいかって考えてて
心理学とかに興味が出て勉強したりしてた時期があるんだけど、そのころ催眠についても知ったんだ。


 

それからどうやって催眠を学んだんですか?
当時はあまり催眠についても一般的ではなかったんじゃないですか?


 

催眠はそんなに一般的じゃなかったけど本とかはあったから自分んでそれを読んで勉強したよ。
でも結局、本だけじゃ限界があってよく分からなかった。
だから、そのあと催眠を教えてくれるところを探して教えてもらったんだ。


 

教えてくれるところもあったんですね。


 

何箇所か電話して話を聞きに行ったけどなかなかピンとこなくて。
結局は、一人の先生がその後電話をしてきて、その勧誘みたいのに乗った感じだよ。
おだての上手い先生だったから。


 

そこでしっかり勉強したわけですね。


 

いや、実際にお金を払ってみたら、全く教えてくれなくて。


 

それでどうしたんですか?


 

そのうち、先生に患者さんのいるところで急に『じゃあ、やってみなさい』と言われて。
私も人見知りが激しいし頭にカ〜っと血が上って。。。全然ダメだった。


 

先生も人見知りだったんですか?


 

そうなんだよ。
で、結局そのとき先生に言われたのが『君、教わろうと思うな!技術は盗むものだ!』
そのあと、他のスタッフとかに資料ないかって聞いたけどそれもなくて、結局は人見知りだけど治療の場に自分から入って先生の真似をするしかなかった。
先生が話している言葉を一言一句真似するためにテープレコーダーに残して
言葉だけじゃなく声のトーンまでを真似するように電車に乗って通う時とかも聞いてたりしたよ。


 

どのくらい、そこでは勉強したんですか?


 

1年だよ。
1年で更新するかって聞かれたけどお金もないし、そこで教わることはすべて教わったと思ったから『更新しません』って言ったよ。


 

その後はどうしたんですか?


 

すぐに自分で開いたよ。
自信はなかったけどお金もないしやるしかなかったからね。


 

インタビュー前編では、仲山先生に現在の職業に就くまでの理由などを伺うことができました。だいぶインパクトのある本音のトークがありましたが、中にはこのような形で「とりあえず・・・」という理由で薬学部に入ったり、薬剤師になった方もいるかと思います。
当サイトは、これを否定や肯定するものではありません。
仲山先生も色々な経験を積んだうえで「人助け」という目的にたどり着いたように、薬学部や薬剤師になったのには必ず何かの意味があるはずです。
医療従事者になった目的・目標をもう一度考える機会になれば幸いです。
インタビュー中編では、仲山先生がテレビなどで活躍するまでの軌跡をたどります。

 

 

テレビ番組オーディション合格までの軌跡

 

独立された後は、すぐに仕事は軌道に乗ったんですか?


 

全然だよ。やっと電話が来たと思っても、そういう人は経歴とかを聞くんだよね。
『先生はテレビに出たことあるんですか?』
『どんな仕事をしたことあるんですか?』とか。
でも、なにもないから『ないです』って正直に言うと、そういう人は来なくなっちゃうから。


 

やはり軌道に乗るまでは苦労されたんですね。
それからどうしたんですか?


 

3年目にはお金もスッカラカンになって、本当にどうしようって時にテレビの依頼が来たんだ。


 

急にテレビ局から話が来たんですか?
タイミングが良かったんですね。


 

うん。いきなり連絡が来たよ。
でも、あまり乗り気にはなれなかったんだ。
だけど、その時たまたまアガリ症の患者さんが来てて
そんな患者さんのいる前で自分が『アガリ症なんで』とは言えないでしょ(笑)
すぐに『分かりました』ってOKしたよ。
患者さんもその電話を切った後に
『先生テレビですか?すごいですね〜』って言ってたけどね。


 

またまたタイミングがいいですね。
アガリ症の患者さんの施術中だったのも番組出演決断のキッカケだったんですね。
初めてのテレビ番組はどのような仕事だったんですか?


 

成功にはタイミングと行動力が必要

 

テリー伊藤の事務所からの電話だったんだ。
『アサヤン』って番組だよ。


 

あ〜、知ってます!!
歌番組になる前の「浅草橋ヤング洋品店」時代のアサヤンですね。
それが初めてだったんですか?


 

そうだよ。
その日も、嫌だな〜と思いながら重い足取りで行ったら、私以外にもすでに何人かいたんだよ。


 

え?
どういうことですか?


 

結局はオーディションだったんだよ。
以前、私が催眠を教えてもらうために、話を聞いたことのある先生も来てるし、私なんかダメだ〜って思ったよ。


 

それで、その後はどうなったんですか?


 

テリー伊藤も含めた、スタッフの審査員10人くらいがいて
催眠術師がペアになってオーディションを受けるんだけど、私が組んだ人が教わろうとしたことのある先生だったんだよ。


 

そうなんですか?!それは、驚きですね。
そのあと、オーディションはどのように進んでいったのですか?


 

最初に審査員に『催眠はどのくらいの人にかけることができますか?』って質問されて、その先生は『誰にでもかけられます!』ってすぐに言うから、さすがはテレビとかに出ている有名な先生だなって思ったよ。


 

それが本当ならすごいですね。


 

もう、いきなりそんな状態で頭もポ〜っとしちゃってるし、相手はこんな有名な先生だしで、もうダメだと思ったよ。


 

そうですよね。
仲山先生が教わろうとしていたくらいの著名な先生ですものね。


 

どっちから始めるかって話になった時、自信もないから『どうぞ・・・』って感じで先生に先にやってもらって自分は後攻にしたんだ。
もう、その時は来たからにはその先生の催眠誘導を良く見て盗もうって感じだったけどね。
でも、始まったら気持ちがガラッと変わったんだよね。


 

どうして気持ちが変わったのですか?


 

その先生の催眠が、『ん?これでかかるの?』って感じだったんだよね。


 

どういうことですか?


 

被験者がすごく緊張しちゃってる感じだったんだけど、先生はそんなのお構いなしって感じで、相手を見ず自分のペースでどんどん進めちゃってるから、先生はそれをわかってるのかなって不思議に思ったよ。


 

実際、催眠はかかったんですか?


 

かからないよ。
それで終わった後に審査員から『どうでしたか?』って聞かれて
その先生は『しっかりかかっていました』って言うんだよ。


 

(笑)


 

でも、みんな『んっ?』って感じだったし先生もプライドがあるみたいで
『もう一人やらせてください』って言ったんだ。


 

次の方は催眠にかかったんですか?


 

かからないよ。
次の女の人は緊張して震えてる感じだったんだけど、同じように自分のペースでやるから、またダメだろうなっては思ったけど。


 

その時も、その先生は催眠にかかったって言ったんですか?


 

うん。かかったって言ったよ。


 

(爆笑)


 

そのころには、緊張でのぼせてから1時間くらい経ってたからもう落ち着いてたよ。人間はそんなに長いこと緊張が続かないからね。


 

それで、次は仲山先生の番になったんですか?


 

いや、その先生が『もう一人やらせてください』って言ったよ。


 

3人目ですね。
随分長いこと待ちましたね。


 

その3人目は、ピクって感じで催眠の誘導が少しあったなって感じがしたんだけど、さすがに審査員もテレビを作るのにその少しピクって反応したくらいで番組を作るのは難しいって思ったんじゃない?


 

確かにそうですよね。テレビ的ではないかもしれませんね。
じゃあ、いよいよ仲山先生の番ですね。


 

早く帰りたいって思ってたし、時計を見ながら『私は、時間がないんで・・・』って感じで『この人でお願いします。』と、さっきの誘導があった人を指したんだ。


 

なるほど。
仲山先生はその時どんな催眠を行ったんですか?


 

まず、その人の緊張を解かないとダメだなって思ったから『緊張したでしょ?』って話して、『はい』ってその人も言うから『水を飲みますか?』って感じで、
スタッフに水をお願いして持ってきてもらって飲ませて・・・
『じゃあ、深呼吸しましょう』
『初めまして』
『握手しましょうか』
この言葉で、握手をした瞬間、その手をぐっと下にやって床につけた後
『はい!もう動けないよ!』って感じで動けないようにしたんだ。


 

それで、その方は動けなくなったんですか?


 

動けなくなったよ。
あとは、時間もないから私はすぐに終わって帰ったよ。
まぁ、ダメだと思ってたんだけど、そのあとに電話で連絡があって
『満場一致で先生に決まりました』って言われて選ばれたんだ。


 

インタビュー中編では、仲山先生が転身に成功し有名になるきっかけにもなったテレビオーディションでの出来事についてお話しいただきました。
なかなか知り得ないテレビの裏側や、どのような気持ちや考えでオーディションに臨んだかについても聞くことができました。
成功にはキッカケやそれをつかむための行動力が必要なのが良く分かります。また、著名な先生方でも初めは、皆さんと同じように緊張や不安があることが良く分かります。
現状に不満や問題があっても、苦手意識があることを理由にしたり、何かを理由にして行動を起こさない方がいます。
しかし、転職や転身にはキッカケやタイミングがあります。このインタビューを読んだことが何かのきっかけになって自身の薬剤師としての働きを見つめなおすキッカケや、職業選択の参考にしていただければ幸いです。
インタビュー後編では、仲山先生がオーディション合格をきっかけにどのように仕事や人生が変わっていったのかについてお話を聞いています。

 

 

テレビ番組出演後の反響とその後の活躍

 

満場一致なんて、それだけ先生の催眠のインパクトがあったんでしょうね。
もうそれからは仕事も波に乗っていったのですか?


 

催眠をする順番もよかったんだろうね。
テレビに出た後は、すごいだろうなって期待はしてたけど実際は何も変わらなかったよ。


 

そうなんですか?!
では、その後はどのような仕事をしたんですか?


 

一応、反応が薄かったけど期待して『アサヤン』には3回出たよ。
でも駄目だった。


 

放送時間が深夜だったからですかね?


 

それは良く分からないけどね。
その後、桂三枝がその『アサヤン』を見ていたみたいで、レインボーなんとかって毎日放送の番組から依頼が来たんだ。


 

やっぱり反応はあったんですね。
じゃあ、それで仕事も波に乗ったんですか?


 

いや、それも3〜4回出たんだけど全然ダメだったよ。


 

本当ですか?!テレビの影響はもっとすごいものかと思ってました。
では、どのような仕事から忙しくなってきたんですか?


 

ダメだなと思ってた時にテレビ局から電話があって、島田紳助の半ドキュメントの番組でヤラセか何かが発覚したらしくて、『ボツになったので先生のも1本入れたい』って言われたんだ。


 

ドキュメントですか。
その後はどうしたんですか?


 

10日かけて番組を作るんだけど、
『10日間拘束させていただくので先生には迷惑かけないように、その分お支払いしますので・・・』
って言われたから金額は分からなかったけど、その時に思ったのが、とりあえず借金できるなってこと。


 

10日間とは結構長いですね。それで借金をされたんですか?


 

とりあえず、その時は100万借金してしのいだよ。


 

結局そのお金はすぐに返せたんですか?


 

あとからギャラが入ったらちょうど100万円だったんだ。


 

さすがテレビですね!!10日で100万ですか。
肝心の反応はどうだったんですか?


 

その番組が始まって3分くらいで、電話が鳴りっぱなしになったよ。


 

そうなんですか?!今回はそんなに反響があったんですね。
今までの番組とは何が違うんですかね?
ドキュメントだからですか?


 

良く分からないんだけどさ。
あまりに電話が鳴るもんだから対応できなくて、その日はそのまま帰ったよ。


 

そんなに凄かったんですか?!
きっと、それほど放送のインパクトがあったんですね。
次の日からは、どのように生活が変わったんですか?


 

次の日からはまるで違ったよ。
朝早くからピンポ〜ンってチャイムが鳴るから出てみたら患者さんで、その後も絶え間なく来たよ。
結局、朝から夜中1時までずっとって感じ。
電話対応もできないほどだから、患者さんの奥さんに電話番をお願いしたりしたよ。


 

付き添いで来た奥さんが電話番ですか!?
でも、その忙しさもある程度したらおさまってくるものですか?


 

いや、それからは毎日そんな感じだったよ。


 

それはすごいですね。
でも、それだけ忙しいのが続いたら体も壊すんじゃないですか?


 

3ヶ月くらいそんな感じで働いたから体にガタがきて、腰も痛めて全然動けなくなっちゃったんだ。
その3ヶ月で売り上げが1千万は超えてたからね。


 

3ヶ月で収入1000万円以上を達成

 

それはすごいですね。
朝から夜中までの仕事が毎日続いたら私なら働けないかもしれません。


 

その後は、人を雇ったりもして・・・
キミが知ってるような感じで、波がありながらも今はのんびりとやってるよ。


 

私は先生が有名になってからしか知らないので、そんな苦労があったのは知りませんでした。
やはり成功するのは簡単ではないんですね。
今回は、本当に貴重なお話ありがとうございました。


 

インタビュー後編では、仲山先生のオーディション後の日々や仕事が波に乗るまでの出来事についてお話しいただきました。
仲山先生は、薬学部を卒業しながら現在は薬剤師としては働いてはいない「転身者」ですが、現在は催眠療法士として医師とも連携をとりながら医療の分野に貢献しています。

 

仲山和輝先生のインタビューを終えて

私たち薬剤師は、医療という分野において医薬品を介し患者さんの健康増進に寄与していますが、医療への貢献の方法は一つではありません。
薬学部や薬剤師として学んだ知識や倫理観で、色々な形で患者さんの治療や健康増進に関われるのではないかと思います。
2014年4月には、薬局店頭での血液検査が可能になり、2016年4月からは、かかりつけ薬剤師制度がスタートしました。
このように薬剤師の置かれる環境は日々変化しつつあります。そして、これからも薬剤師としての職能発揮や活躍の場は広がっていくことかと思います。
もし、現在の職場や仕事に不満や疑問があるのであれば、一度立ち止まって自分のやりたいことや目標、そして新たな自身の可能性を探すことをされるのも良いのではないでしょうか。
求められる薬剤師とは、薬を渡すだけ、知識だけの薬剤師ではなく、自分自身で考え行動できる薬剤師だと思います。
「薬剤師=薬局・病院薬剤師」という先入観にとらわれず、多くのことにチャレンジしていきましょう!

 

 

 

仲山和輝先生の著書のご紹介

じぶんでできるプチ催眠ダイエット

 

 

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