調剤未経験からはじめる！調剤薬局薬剤師

転職薬剤師.com（以下、当サイト）は、調剤未経験からでも安心して転職できる薬剤師のための転職・求人サイトです。
このページでは、当サイト管理薬剤師が実際に利用したおすすめの転職会社や調剤薬局で働くためのポイントを解説しています。
調剤薬局の薬剤師としてキャリアをつみたい方や、パートや派遣として働きたい薬剤師、ブランクがあり転職に不安のある薬剤師など、調剤未経験者からはじめられる薬剤師の転職方法について紹介します。

管理薬剤師

管理薬剤師

＜プロフィール＞
■調剤未経験からの転職
■調剤薬局に10年以上勤務
■薬局の人事採用担当を経験
■雇われ薬剤師で年収1000万円

＞＞詳しい経歴

当サイトの管理薬剤師は、自身も2度の転職歴があり、調剤薬局では人事採用担当を経験していたため薬局業界や転職市場に精通しています。
現在は、これまでの経験を活かし薬剤師のキャリア支援を行っております。

調剤未経験の薬剤師におすすめの転職会社

当サイト管理薬剤師が転職する際、実際に利用した転職会社はファルマスタッフです。

薬剤師向け転職会社はファルマスタッフ

当サイト管理薬剤師は、新卒で総合スーパー（GMS）の薬局で働きはじめました。
OTCがメインの職場であったため、調剤はほぼ未経験という状態です。
将来のキャリアを考えた時に『調剤』ができる環境で働きたいと思い、数ある薬剤師向け転職会社の中からファルマスタッフを選び転職しました。
おかげさまで現在まで順調に調剤薬局薬剤師としてのキャリアを積むことができました。

ファルマスタッフなら調剤経験がなくても安心して転職相談が可能です。
正社員・派遣・パートなど多様な働き方にも対応しています。
＞＞ファルマスタッフに転職の相談する

実際に利用した経験があるので、皆様にも安心してお勧めができます！

ファルマスタッフ以外の転職会社をご覧になりたい場合は、転職会社一覧をご確認ください。

未経験者でも働ける調剤薬局

調剤未経験やブランクのある薬剤師にとって、転職や職場選びは不安がいっぱいですよね。
でも大丈夫です。
結論から言えば、調剤未経験でも働ける薬局はたくさんあります。

調剤薬局によっては即戦力になる薬剤師を求めている職場もありますが、多くの調剤薬局では調剤未経験者やブランクのある薬剤師を受け入れています。

50歳でも遅くはない！年齢不問の求人あり

私が人事採用を担当していた調剤薬局では、定年を迎えた公務員薬剤師や、大学で研究をしていた薬剤師など調剤未経験の薬剤師の方からも、相談を頂きました。
年齢も40～60代でしたが、私たちの調剤薬局では問題なく受け入れることが可能である旨をお伝えしました。

調剤薬局の求人の中には、年齢不問の求人も多くあります。
「しばらく働いていなかったし年齢的に大丈夫かな」と不安に感じたら一度相談してみましょう。
年齢不問の求人情報を手に入れる

調剤未経験者の転職前の準備

処方せん医薬品に触れてこなかった薬剤師にとって、医療用医薬品の知識がないことは不安になる原因になります。
不安な方は必要な知識の習得や復習など事前準備することをお勧めします。

医薬品や調剤の知識不足を解消する

転職活動の前に事前に『調剤』の知識を学びたいという方は、薬剤師のバイブルでもある『調剤指針』や、次に示す関連書籍でも学ぶことができます。

調剤未経験者向け書籍

調剤薬局で働くなら薬剤師のための必須書籍は知っておいた方がよいでしょう。
その他の参考書も知りたいという方はくすりの図書館で薬剤師向け専門書の検索や購入が可能です。

ただ、実際には働く調剤薬局の処方箋応需科目に対応した医薬品や調剤の仕方を覚えた方が良いので、転職先が決まった後でも遅くはないと思います。

未経験者は薬剤師3人体制以上の薬局を選ぶ！

新人薬剤師や経験の浅い薬剤師にとって、働く職場の薬剤師人数は気になるところです。
「処方箋40枚当たり薬剤師1人」の員数規制がありますが、未経験者が働く調剤薬局は何人くらいの薬剤師がいる職場が良いのでしょうか。

薬剤師3人体制以上がベスト

調剤未経験の薬剤師でも多くの薬局で働くことが可能です。
しかし、調剤薬局によっては薬剤師人数が少ない店舗で働きはじめなければいけないことがあります。
調剤に自信がない薬剤師の場合、薬剤師人数が最低でも2人以上、できれば3人以上の店舗で働きはじめることをお勧めします。

薬剤師2人体制ではトラブルに対応できない

調剤未経験の薬剤師をいきなり一人薬剤師として雇う薬局は基本的にはありませんが、薬剤師2人体制の薬局で働くということはよくあるケースです。
ベテラン薬剤師と一緒であれば、調剤技術の習得には問題はありません。
しかし、もう一人のベテラン薬剤師が投薬などの患者対応をしている時に、何か問題が生じた場合、調剤未経験の薬剤師だけでは対応ができない場合があります。
状況によってはベテラン薬剤師の投薬が終わるのを待つこともできますが、忙しい時間帯には次から次へと患者がやってくるため、業務が回らなくなってしまいます。そのような場合、焦りから調剤過誤を招いたり、患者とのトラブルの原因になってしまいます。
万が一に備え、はじめはサポート体制の整った薬局を選ぶことをお勧めします。具体的には薬剤師が3人体制以上の調剤薬局を選ぶと良いでしょう。

調剤経験を積んでステップアップ

個人差もありますが、多くの薬剤師は半年から１年程度の調剤経験を積むと調剤業務の流れが分かり仕事にも慣れてきます。
調剤未経験でも中には好条件の求人はありますが、調剤経験を積んだらさらにステップアップが可能です。

調剤未経験でも好条件の求人はある

「未経験者では好条件の求人はないのではないか」と考える方は多いでしょうが、決してそんなことはありません。
一般的には、たしかに調剤未経験者では経験者に比べ年収は低くなります。
しかし、あなたの今後の働きに期待し、はじめから高年収などの条件を出す薬局もあります。
条件は薬局開設者の考えや、運営会社の規模、地域性によっても大きく異なりますが、経営者の立場になって考えることが重要です。
薬局開設者の気持ちになって考えると、経験があり医師や患者から信頼されるような薬剤師なら高条件でも欲しいはずです。
しかし、どんなに経験や能力があってもすぐに辞めてしまうような薬剤師を入社させるのは避けたいところです。
多くの薬局では、経験があっても辞めてしまう可能性がある薬剤師より、未経験者でも真面目に長く働いてくれそうな誠実な薬剤師が欲しいのです。
経験や能力は後からついてくるものですので経験の有無はあまり気にする必要はないでしょう。
調剤業務や調剤技術向上を目的とするのであれば、はじめは条件を期待せず勉強と考えた方が良いかもしれません。

調剤経験を積んだら再転職で年収アップ

未経験者が調剤経験を積んだ場合に、そのまま同じ会社にいるのと再度転職をするのでは条件面が大きく異なってきます。

同じ薬局で働き続けると年収は上がりづらい

実は、薬剤師としての調剤技術や能力が上がったからといって、入社後に昇給により年収を上げることは容易ではありません。
会社によっては入社時の契約書に昇給率の記載があります。

管理薬剤師やエリアマネージャーなどの役職に就いたり昇進し手当の増額がない限りは、通常は契約書に記載の昇給率となります。
昇給率は一般的に2%前後と低いため、年収をあげたいのであれば再転職が必要になります。

調剤経験を活かし年収アップ

多くの調剤薬局では入社時に、前職の年収や経験、また年齢が考慮されます。
そのため、未経験で入社するより経験者として入社した方がより好条件で高い年収で採用されることになります。
大手などでよっぽどしっかりした給与体系がある調剤薬局でない限りは、再転職するかしないかでは大きな違いがあります。
新卒時から10年勤務した薬剤師が、中途採用された1年目の薬剤師より給与が低いなんてこともあり得るのです。

実際に、当サイト管理薬剤師は1年の調剤歴を積んだ後の再転職で年収330万円アップという好条件で転職することができました。