【年収1000万円薬剤師が解説】転職に失敗する薬剤師の特徴
2020.12.18更新
今は昔のように薬剤師なら誰でも転職できる時代は終わりました。実際に面接で落ちてしまったり転職で失敗する薬剤師が増えています。
私の経験から、失敗しやすい薬剤師の特徴について解説します。
「転職で失敗してしまった・・・」
「面接で落とされてしまった・・・」
「希望の条件に合う求人が見つからない」
- 失敗する薬剤師に共通する行動
- 転職会社のウソ
- 転職を成功させる唯一の方法
この記事を書いている私は、薬剤師として10年以上経験をし、転職をすることで年収1000万円以上になることができました。
人事採用も経験した私が、転職で失敗しやすい薬剤師の特徴について解説します。
失敗する薬剤師に共通する行動
実は転職する薬剤師の多くは間違った行動をとっています。
転職準備(転職活動)が遅い
皆さんは、転職を考えた時どのような行動をとりますか?
次の行動をとっている薬剤師の方は転職失敗予備軍です!注意が必要です。
【転職に失敗する薬剤師の特徴】
- 仕事を辞めたくなってから転職活動をする
- インターネットだけで求人情報を確認する
- 転職時期を決めてから転職する
仕事を辞めたくなってから転職活動をする
仕事を辞めたくなってから転職活動をする人がいますが、実際に転職活動をしてみると自分の希望に合った条件の求人情報がない場合があります。
また、転職活動をする中で今の職場が条件的にも恵まれていることに気づくこともあります。
仕事を本当に辞めたくなってから転職活動するのではなく、今の会社がベストな職場なのかを知る上でも早い段階で転職のシミュレーションをして、現在の自分の薬剤師としての価値や現在の職場を客観的に見る必要があります。
インターネットだけで求人情報を確認する
転職を考えた薬剤師の多くはインターネットを利用して求人情報を確認します。
問題なのは、検索するだけで満足をしてしまう薬剤師が非常に多いということです。実際に転職会社に登録して転職活動を進めていくと、インターネットに乗っている求人情報が古いものであったり、企業の詳細を確認するとインターネットで見ただけではわからない情報が分かり、印象が全く違ってしまうということもしばしばです。
インターネットで検索するだけでは、実際は何もわからないのです。
転職時期を決めてから転職する
転職を考えた時、「ボーナスをもらってから転職しよう」「〇月に転職しよう」など時期を事前に決めてしまう薬剤師がいます。
家庭の事情などもあるのでしょうが、希望条件に合った求人というのは意外と少ないものです。
時期を限定してしまうことで良い求人を逃してしまうことがあります。ボーナスなど目先のお金に惑わされず、転職は長い目で見なければなりません。
良い求人というのはあっという間に決まってしまうこともあります。タイミングを逃さないようにしましょう。
転職会社のウソ
転職会社に登録するメリットは条件交渉ができると書いていることが良くあります。
個人では交渉しづらい条件面を、転職会社のコンサルタントが代わりに交渉して良い条件を引き出してくれるというのです。
しかし、実際はそんなに上手くは行きません。
なぜなら、今は昔のように薬剤師の売り手市場は終わりつつあります。特に都市部では、求人情報を出せば薬剤師がすぐに見つかるということもザラです。
条件交渉せずに入社してくれる薬剤師がいるのに、好条件を求めてしまっては採用される可能性は低くなるでしょう。
実際に私も、調査のため転職会社のエージェントに条件交渉の話をしてみましたが多くのエージェントは企業が提示する年収そのままに紹介をしているだけでした。
条件交渉できるのは薬剤師の不足地域のみ
薬剤師を募集しても人が集まらないような、薬剤師不測の地域でのみしか条件交渉は難しいと考えておいた方が良いでしょう。
薬剤師としての経験や能力があれば条件交渉も可能なんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、実際は経験のある年収の高い薬剤師より経験が少なくても安く働いてくれる薬剤師を求めている薬局の方が多いのです。
転職を成功させる唯一の方法
いざ転職しようと考えても希望のエリアで希望条件に合った求人というのは非常に少ないのが現状です。
転職会社の求人情報を日々確認しているとわかるのですが、どの転職会社も似たような求人で大手の求人情報が多いのが特徴です。
中小規模の薬局では転職会社に支払う紹介料の負担が大きいため、転職会社利用に消極的だったりします。
転職を考えたら即行動
転職を少しでも考えたら、すぐに転職会社に登録して詳しい情報を集める努力をしましょう。
最初から「ボーナス後の転職」「〇月の転職」と期日を決めずに、良い求人が見つかったらすぐに転職するというスタンスが必要です。
また、インターネットのみで求人情報を眺めていても全く参考にはならないので、必ず1つ以上の転職会社に登録し実際に話を聞いてみるのが良いでしょう。
行動力が転職成功のカギ
そうは言っても多くの薬剤師は行動をしない傾向にあります。
私が30代で年収1000万円になったのは、私の能力が優れているわけではなく私にあった会社に出会うことができたというのが大きな要因です。
それには、人一倍の行動をしました。
インターネットで検索するだけでなく、転職会社に登録し積極的に最新の情報を得るようにしました。また、転職後も現状に満足することなく良い会社はないかと気になる企業へは話を聞きに行きました。
多くの薬剤師に足りていないことは、結局は『行動力』なのです。
この記事を見た薬剤師は良い機会なので、実際に転職会社に登録して話を聞いてみましょう。
ちなみに私が利用したお勧めする転職会社はファルマスタッフです。
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