【50代・60代歓迎】調剤未経験から転職!薬剤師の求人情報

2020.11.03更新

50代、60代の薬剤師が転職で成功する方法を知りたいですか?
実際、50歳以上の中高年薬剤師は20代、30代の薬剤師に比べると転職が格段に難しくなります。しかし、それには理由があります。
でも、安心してください。事前に対策することで調剤未経験でも転職することは可能です。

 

30代薬剤師の給料

「50代の薬剤師は転職が難しいって本当?」
「この年齢から新しい環境になじめるか不安・・・」
「50代で調剤未経験者が働ける求人を知りたい。」
「条件に合った求人を見つける方法は?」

 

本記事では、このような疑問に答えます。

 

本記事の内容
  • 【事実】50代薬剤師の転職は難しい!
  • 50代薬剤師が転職時に気を付けるべきポイント
  • 50代は多くの情報を集めることが重要です!

 

この記事を書いている私は、薬剤師歴10年以上で人事採用担当も経験しました。実際に50〜60代の薬剤師を採用した経験から、50代の薬剤師が転職時に注意するポイントを解説します。

 

【事実】50代薬剤師の転職は難しい!

50歳以上の薬剤師は、20代や30代の若い薬剤師に比べると転職の難易度が上がります。特に調剤未経験者ともなると、そのハードルは一気に上がります。
実際に先日、私のもとに某転職会社より「シニア世代の薬剤師の紹介を控えてほしい」という連絡が来ました。
これは、企業が若い薬剤師を求めているため転職会社も中高年やシニア世代の薬剤師より、若い世代の薬剤師を企業側に紹介したいからです。
50歳以上の薬剤師の方には悲しい話ですが、これも事実なのです。まずは、転職の難易度が高いという事実を認識することが重要です。

 

でも大丈夫です!この記事を最後まで読んでいただければ、中高年やシニア世代の薬剤師でも安心して転職頂けると思います。

 

まずは、こちらをご覧ください。

 

【60歳以上可・未経験可の求人】

 

転職会社の一つであるファーマキャリアでは、求人検索の条件の欄に「60歳以上可」という選択肢があります。
60歳以上可」と「未経験可」の選択肢にチェックを入れると、なんと9862件がヒットしました。
60歳以上で調剤未経験の薬剤師を受け入れている薬局や病院・企業が全国に約1万件もあるということです

 

とはいえ、50代以上の薬剤師の求人は数が限られているので、ポイントを押さえて転職活動する必要があります。

 

 

50代薬剤師が転職時に気を付けるべきポイント

50歳以上のミドル世代やシニア世代の薬剤師が転職の難易度が上がるには理由があります。
しかし、採用する側の立場に立って考えることで、対策が見えてきます。

 

中高年薬剤師の転職が難しくなる理由

中高年の薬剤師の転職が難しいのは次の理由が考えられます。

 

  • 若手薬剤師に比べて年収が高い
  • 働ける期間が短い
  • 新しい環境や仕事に適応できない

 

若手薬剤師に比べて年収が高い

50代の薬剤師は、20代や30代の若手薬剤師に比べると高収入の方が多くなります。家庭をもって子供の学費や教育費が必要である場合、年収が極端に下がるのを避ける傾向にあります。
採用する側からすると、人件費などの固定費は抑えたいところです。そのため、年収が高い50代の薬剤師より採用コストの安い若い薬剤師を優先的に雇用する現状があります。

 

働ける期間が短い

50代の薬剤師は、若い薬剤師のように20年30年と長く勤務することができません。定年後もパートや再雇用で同じ職場で働けるケースもありますが、体力や記憶力の低下などを考えると企業側も採用を慎重にせざるを得ません。
企業は、長いスパンで安定的に働いてくれる人材を求めていますので、人材育成や人員配置の観点からも若手の薬剤師が優遇されます。
50代薬剤師は人件費が高くなる上に、働ける期間が短くなることが転職を難しくする理由の一つです。

 

新しい環境や仕事に適応できない

薬剤師の世界は、常に新しい知識を覚えなくてはなりません。調剤報酬改定や新薬の知識も必要ですし、店舗ごとに使用される医薬品の種類や配置が異なります。また、業務では電子薬歴などパソコン操作も必要です。50代以上の薬剤師ではコンピューターの扱いに苦手意識がある方もいるかと思います。適応能力は年齢だけの問題ではなく個人差がありますが、採用側としては50代の薬剤師が新しい仕事を覚えられるかどうか不安に感じてしまうものです。
また経験豊富な薬剤師も、プライドが高すぎると年下の先輩スタッフや上司との人間関係や、新しい職場のルールに適応できない場合があり、企業からは「扱いづらい」と敬遠されることがあります。

 

50代薬剤師の転職・面接対策

上で示したような理由があるため、50歳以上の転職が難しいと考えられます。
そのため、50歳以上の薬剤師は次のことに注意して転職をする必要があります。

 

  • 条件を付けすぎない
  • 謙虚な姿勢で取り組む
  • 情報を集める努力をする

 

条件を付けすぎない

家庭を持つ世代である50代の薬剤師は、転居を伴う転職というのが難しい傾向にあります。そのため、自宅から通勤圏内で職を探すことになります。しかし、その一方、「老後の不安もあるし教育費もかかるので最低年収〇〇〇万円欲しい」など、求める条件が多くなってしまいがちです。
しかし、あまり条件を付けてしまうと企業側は採用しづらくなってしまいます。
希望条件は、よく吟味する必要があります。

 

謙虚な姿勢で取り組む

新しい職場では自分より若い薬剤師が上司となることもあります。経験豊富な薬剤師であっても、これまでの経験を鼻にかけず謙虚な姿勢で取り組む姿勢を見せることが重要です。
協調性があり、新しい職場のルールや環境の変化に適応できると思わせることで採用される確率も上がってきます。

 

情報を集める努力をする

若い薬剤師の転職活動より、時間や労力が必要となることを覚悟しましょう。
まずは、50代以上歓迎の求人情報を多く集めるために複数の転職エージェントに登録し相談をすることから始めましょう。

 

 

50代は多くの情報を集めることが重要です!

何度も言いますが、50代薬剤師でも転職することは可能です。
しかし、50代以上の薬剤師を積極採用する調剤薬局や病院、ドラッグストアの求人数は少ないのも事実です。特に調剤未経験者となると、求人数は一気に減ってしまいます。
そのため、多くの求人情報を集める必要があります。
インターネットでも求人情報は確認できますが、インターネットで検索するより実際に行動して求人情報を確認してみるのが一番早いと思います。

 

インターネットの求人情報の注意点

ネットで求人情報を探すと、気になる求人がいくつか見つかるかと思います。
しかし、インターネットに掲載されている情報は古いものである場合があります。私が以前、インターネットで見た求人に問い合わせた結果、ほとんどの求人で既に募集は終了していました
求人を探す際には、実際にファーマキャリアのような転職会社に登録して、現在募集中の求人情報を確認する必要があります。

 

若い薬剤師とは違い50代以上の求人数はかなり少なくなります。
そのため、一つの転職会社だけでは得られる情報量が減ってしまいます。20代や30代の薬剤師の方にはあまりお勧めしていませんが、50代などの中高年の薬剤師の方は複数の転職会社に登録して、得られる求人情報を増やす努力が必要となります

 

 

ファーマキャリア

ファーマキャリア

転職エージェントのファーマキャリアは、薬剤師の希望に合わせて一人ひとりオーダーメイドで求人情報を提案してくれます。コンサルタントが一人の薬剤師さんに向きあう時間が他社の約1.5倍というのも特徴です。あなただけのオーダーメイド求人で、好条件での転職を可能にしています。
他社で駄目だった薬剤師でも、転職に成功していますので、もし転職会社選びに迷ったらファーマキャリアをお勧めします。

 

 

複数の転職会社に相談する

多くの求人情報を集めるため、複数の転職会社に登録して相談しましょう。

 

 

 

年配の薬剤師は、積み重ねてきた経験や雰囲気から患者さんに安心感を与えることもできますので、50代であることを長所と捉えて、転職を成功させましょう。


 

 

 

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